さなのんわーるど

さなのがゆるゆるポケモンとかアニメの話とか書きます。

【トリプル】まけんきについて

さなのが考察してるうちに見えてきたこともあれば、すごい初歩的な事も多々あります。文章構成もgdgdになってて読みづらいとは思いますが、最後まで付き合ってくださるとありがたいです。

トリプルバトルにおいて、相手物理アタッカーからの負担を和らげる特性《いかく》の存在はフィールドを支配する上で大きな要因となります。トリプルバトルの形が確立されてきた頃から常にKP上位に位置するカポエラーを筆頭とし、ギャラドスボーマンダやBW2から参戦した霊獣ランドロスなど、《いかく》を持つポケモンはタイプを問わず多様なポケモンが持っていて、環境に大きな影響を与えています。
この《いかく》を持つポケモンへの対抗勢力となりえるのが《まけんき》を持つポケモンです。今回はこの《まけんき》を持つポケモン(すべてではありません)に着目して話を進めていきたいと思います。

f:id:snow1miyu:20130413012738p:plainトルネロス
おそらく《まけんき》と聞いてほとんどの方が真っ先に思い浮かぶポケモンだと思います(偏見)
《まけんき》を使用する上でまけんき発動の仮想となるカポエラーに対してタイプ的優位を取れている、さらに対角線に届く優秀な飛行タイプ技であるアクロバットを使用できるポケモン。単体でも性能は高く、無補正A特化ひこうのジュエル発動アクロバットで155-101ラティオスを確定で落とせる程度の火力とS特化時の179という絶妙な素早さがこのポケモンの性能を光らせています。

よく使用されるのはギフトパ、ピッピ入り、壁構築などのトルネロスをエースとして利用するために耐久を底上げする形でしょうか。雨のような構築にも入ってることはありますが、いたずらごころの場合が多いように感じます。
私がこのポケモンを使用するときはこのような形ではなく、格闘の牽制として入れることが多いです。
例えば
f:id:snow1miyu:20130413012155p:plainf:id:snow1miyu:20130413012738p:plainf:id:snow1miyu:20130612004746p:plainf:id:snow1miyu:20130419000757p:plain+2匹
といった感じです。単純にエースとして使用するのも強みですがこういったものも使いやすいですね。
また、考察を進めるうちに《まけんき》ポケモンは《かげふみ》と相性が良いということが分かりました(既存かもしれませんが)
特にトルネロスは単体の制圧力も高いので特に《かげふみ》との相性がよく、《かげふみ》で逃がさずに相手のポケモンの数を減らし《いかく》持ちの相手ポケモンを押し出します。トルネロスの前に押し出すことができればそのゲームはもう制しているも同然です。

構築方針としてトルネロスはどのように組むかが非常に考えやすいポケモンだと思いますね。


f:id:snow1miyu:20130628010609p:plainキリキザン
こちらは逆に構築方針は立てづらいポケモンだと思われます。キリキザンの強みはなんといってもふいうちという先制技を持っていることです。ふいうちとその他の技で相手に択をかけることのできる非常に相手にとって負担になりがちなポケモン
ですが、カポエラーマッハパンチの存在などからキリキザン自体は《いかく》持ちのポケモンにそこまで有利というわけでもないのがネックです。

よく使用される構築はギフトパでしょう。普通のスタン等に採用されることもありますね。
またトリプルレートで1934を記録されたsilvan*さんのキザン雨は非常によいパーティだと思います。
f:id:snow1miyu:20130628010609p:plainf:id:snow1miyu:20130612004746p:plainandf:id:snow1miyu:20130419000756p:plainorf:id:snow1miyu:20130818004658p:plain…etc
キリキザンもやはり格闘に圧力をかけられる《かげふみ》との相性はいいですね。また、指粉を使えるポケモンとの相性もいいです。


f:id:snow1miyu:20130501011225p:plainボルトロス
パメラさんがヒードラントリトドンで使用して、ブログ公開後に一気に数が増えたポケモンですね。
トルネロスのように飛行技による柔軟性やおいかぜといったサポートはありませんが、《いたずらごころ》との判別が難しいこと、トルネロスを対策できる《まけんき》要因としても評価は高く、最近ではマニュテラキボルトという形のパーティがトリプル定期大会で優勝したりしました。
ただトルネロスと比べて対ラティオス性能が低い上、メインウエポンであるワイルドボルトが自傷技でもあるため、立ち回りの際に窮屈になることがこのポケモンの欠点ですね。

よく使用されるパーティというのはまだ確率されていませんが、基本的にはスタンパに多いと思います。徐々に進出しているので今後に期待といったところ。
ボルトロスは対天候起動特性持ちポケモンに対して優位をとれる技を多く有しているため天候パでも重宝するのではないかと思います。例えば
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このような感じに他天候に厚くする要素としていれることも可能だと思います。(ボルトロスはこの場合ニョロトノユキノオーに打点を持たせている)
ですが、決してすんなりと構築に放り込めるポケモンではないため合う構築が限定されています。


その他
ウォーグル
いわなだれによりトルネロスとの差別化が可能。ただ遅いことが足を引っ張る。

オコリザル
格闘タイプの《まけんき》枠。発動してもランドロスボーマンダ等に別に有利がとれるわけでもないので盤面の制圧力から評価は低い。
                           ・・・etc

今回は自分の頭の整理もかねてこのような記事を書かせていただきました。《まけんき》という特性がいかに優秀か再認識しました。このような駄文に最後までお付き合いくださりありがとうございました。少しでもお役に立てたなら幸いです。
ついでに言うと私はカポエラーに《まけんき》を発動されたヨプのみ持ちキリキザンのサイコカッターでカポエラーを狩りたい衝動が今あります・・・ダブルではよく決まるのですが・・・。